ベルの樹について
About Tree of Bell
私たちが農業を
はじめたきっかけ
Our Roots in Farming
日本の農業は、輸入肥料・農薬・種・燃料といった海外資材に大きく依存しています。また、遺伝子組み換えやゲノム編集の推進、食料輸入への依存といった、食料安全保障の方向性にも危機感を覚えるようになりました。
こうした背景から、「食」の問題を自分ごととして捉えるようになり、「自分で農業をやりたい、やらなければならない」と思うようになったのです。
カンボジアで出会った
「食の豊かさ」
A Different Kind of Food Abundance in Cambodia
そのような想いを抱いて、南阿蘇村に移住する前の3年間は、カンボジアで有機農業支援の事業に関わっていました。そこでは、村人たちが牛を放牧し、その牛糞を肥料として米や野菜を育て、収穫した自家製の野菜をおかずにして、たくさんのご飯をいただくという、まったく違う「食の豊かさ」に触れることができました。
人と自然がつながる
農業を目指して
Toward a Farming Style that Connects People and Nature
今の日本では、農業生産から流通、そして食卓までが分断されすぎており、お互いに感謝する気持ちや、「足るを知る」気持ちが薄れているように思います。
どのように栽培されたのか、生産者の想い、それを繋いで販売する人々、そして食べる人の顔が見える——そんな形で、人と自然が支え合える農業のあり方を目指していきたいと考えています。
